理事長挨拶
ティルブルグ日本語補習授業校のホームページを閲覧いただき有難うございます。
当校は1987年にアイントホーヘンで子供たちが日本語を学べる環境を作ろうと有志が集まってはじめた私塾を起源とし、その後規模の拡大に伴い1989年7月に法人登記を実施。1990年4月に財政支援の申し出をいただきティルブルグ市に移転して現在に至っています。
生徒数は小中学部合わせて概ね35名〜40名ぐらいで推移している小さな学校ですが、小規模であるがゆえの手作り感・アットホーム感がこの学校の特徴・魅力の一つです。「保護者及び学校関係者の努力・アイディアを結集して『手作りの学校運営』をより一層充実させ、質の高い教育環境を継続的に生徒に提供する。」という運営方針にある通り、先生方の熱心な指導、各種行事運営などを通じた保護者の皆さんの積極的な参画に支えられている学校です。授業だけでなく国語発表会(日本語での劇・ミュージカルなど)、スポーツデー、百人一首大会、特別授業(23年度は空気砲「空気の不思議発見」)などを通じて楽しみながら日本語を学ぶ機会も設けています。平日のインターナショナルスクールや現地校での勉強に加えて、補習校の授業・宿題をこなすことは大変ですが、子供たちは友達に会うことを楽しみの一つに毎週元気に通ってきています。学年の区別無く元気に遊ぶ姿や、上級生が下級生のケアをしている光景を見るとこうした経験も子供たちにとっては一つの貴重な学びの場になっていることを感じます。
駐在家庭、国際結婚家庭、長期滞在や永住家庭のお子さんがアクティブに日本語・日本文化を学べる環境として、また地域と人を結びつけ、オランダ生活をより充実したものにする為のコミュニティーとして、今後も理事・教員・保護者が三位一体となって一層の充実を図っていきたいと考えていますので、ご興味のある方はいつでも気軽に見学していただき、学校の雰囲気を体験・体感していただけると幸いです。お待ちしています。